
初心者が最初にやるべきは「情報を減らす」こと
チラシ作りを始めると、あれもこれも載せたくなります。でも一枚に情報を詰め込みすぎると、結局どれも伝わりません。初心者ほど、デザインの前に「何を伝えるか」を絞るのが近道です。ここでは、誰でも今日から使えるチラシデザインのコツを、順番どおりにまとめます。
目的を一言で言えるとレイアウトが決まる
まずはゴールを一つ決めます。来店してほしいのか、問い合わせがほしいのか、予約を増やしたいのか。これが決まると、載せる情報の優先順位が自然に決まります。迷ったら「見た人に最初にしてほしい行動」を主役にして、電話、LINE、Webのうち一つを大きく置くのがおすすめです。
ターゲットは「1人」を想像すると文章が整う
年齢や生活シーンを具体的に思い浮かべると、言葉の難しさや説明量が決まります。例えば高齢の方向けなら文字は大きめ、専門用語は避け、場所や時間をわかりやすく。忙しい方向けなら、メリットと手順を短く、すぐ判断できる情報を上に置きます。誰向けかがはっきりすると、デザインも迷いにくいです。
「読まれる順番」を作ると一気に見やすくなる
チラシは読み物というより、パッと見て判断するものです。だから視線の流れを作り、重要な順に目に入る配置にします。大きさ、位置、余白の三つを意識すると、初心者でも整ったレイアウトに近づきます。
見出し→メリット→詳細→行動の順に並べる
定番の並びは、上から「何の案内か」「得する点」「詳しい説明」「次にすること」です。例えば、上部に短いキャッチ、中央に特典や強みを三つまで、下部に価格や期限、最後に連絡先という流れです。説明を長くするほど読まれにくいので、理由は三点以内にまとめるときれいに収まります。
余白と整列で「素人っぽさ」が消える
余白は、空きではなく読みやすさのためのスペースです。特に、特典、価格、連絡先の周りは余白を広めに取ると目立ちます。さらに、文字や画像の左端をそろえるだけで、全体がスッと整います。枠線を多用するより、余白で区切るほうがすっきり見えます。
配色とフォントは「ルールを決めて守る」と失敗しない
色や文字選びで悩むと、時間ばかりかかって完成しにくいです。初心者は、選択肢を減らしてルール化するのがコツです。派手にするより、読みやすさを最優先にすると結果的に反応も取りやすくなります。
色は3色まで、強調色は1色だけにする
基本はベース色、文字色、強調色の三つで十分です。強調色を増やすと、どこが大事かわからなくなります。強調したいのは、特典、期間、価格、申し込み方法など「行動につながる情報」に絞ると効果的です。背景と文字のコントラストを弱くしすぎないのも大切です。
フォントは2種類まで、太さとサイズで差をつける
フォントをたくさん使うと散らかって見えます。基本は読みやすい書体を一つ、必要なら見出し用にもう一つまで。違いはフォントを増やすより、サイズと太さで作るほうが安定します。小さすぎる文字は印刷すると読みにくいので、本文は無理に詰めず、説明を削って文字を大きくする発想が安全です。
最後の仕上げは「印刷を想定したチェック」で差がつく
画面で見たときに良くても、印刷すると薄い、切れる、読めないが起こりがちです。初心者ほど、完成後に一度チェック項目をなぞるだけで失敗を防げます。ここだけでも押さえておくと安心です。
スマホで縮小表示して3秒で伝わるか確認する
完成したら、画像として保存してスマホで小さく見ます。ここで「何のチラシか」「得する点」「どう行動するか」がすぐわかれば合格です。逆に、読まないとわからない部分が多いなら、文章を削って主役を大きくする調整が必要です。
印刷で切れる場所と誤字を最優先で確認する
端ギリギリに文字やQRを置くと、裁断で欠けることがあります。重要情報は少し内側に置き、余白を確保します。また、電話番号、日時、住所、価格は必ず声に出して確認するとミスが減ります。チラシは一枚で信頼を作るので、細部の正確さがとても大事です。
